seiko5-sports4機種
左からSRPD55, SRPD57, SRPD63, SRPD79



セイコー5スポーツといえば、今やSRPDシリーズが代表格。


リニューアルされたセイコー5の概念や商品の種類
ロゴマークなど、
若者向けに生まれ変わったセイコー5スポーツを
徹底レビューしていきます。

セイコー5スポーツってどんな時計?
精度や品質はどう?
実際のレビューや評判はどう?


そのような疑問にお答えしつつ
カスタム例も交えながら評価していきます。


少々マニアックなとこもありますが
この記事1本でSRPDへの理解が深まるでしょう。
購入を迷っている人やファイブ好きの人に見て欲しい内容です。



セイコー5スポーツはどんな時計?

セイコー5スポーツの概要

srpd55-srpd76
左:SRPD76 右:SRPD55


リニューアルされたセイコー5のコンセプトは
「多様なライフスタイルに合わせてビジュアル展開した時計」


それを象徴するように、
5つのシリーズが展開されてます。
いろいろありますが
同型のデザイン違いみたいなイメージです。

  • スポーツスタイル(伝統モデルを踏襲)
  • スーツスタイル(ビジネス用)
  • スペシャリストスタイル(特別感あり)
  • ストリートスタイル(個性派向け)
  • センススタイル(コラボ品など)


セイコー5の特徴

セイコー5の特徴は
「コスパ抜群でいろんな楽しみ方ができるメカニカルウォッチ」
リニューアル後もこの魅力は不変です。



今回紹介するセイコー5スポーツはこんな魅力があります。

  • 機械式腕時計(メカ好き向け)
  • 耐久性が高い(優秀な実用時計)
  • 種類が多い(コラボ・カラー多数)
  • 安い(2〜3万円)
  • カスタムパーツが多い(自分仕様にできる)


関係者からは従来のファンだけでなく
時計離れしている若い世代にも支持層が増えていると聞きます。

セイコー5スポーツの精度

seiko5精度テスト


機械式腕時計の精度は
中身のムーブメントの性能に左右されます。

セイコー5スポーツのムーブメントはどうなの

4R36という超実用的なムーブメントが載っています。
精度、機能、耐久性、価格のバランスに優れていて
愛好家にも人気があります。


セイコー5スポーツのカタログスペック

4R36の性能は実用時計としても十分なレベル。
と言うか、2〜3万円代の機械式腕時計でこの性能は驚異的。

  • 日差:+35〜-25秒
  • 駆動時間:最大約41時間
  • 振動数:6振動
  • 機能:日付曜日表示&ハック機能



ちなみに大前提として機械式腕時計は
クオーツ時計(電池で動く時計)よりも精度は劣ります。


高級な機械式腕時計でも
1日で数秒又は数十秒ズレこともあり
4R36は十分な水準であると言えます。

セイコー5スポーツ 実際の精度

今回は3個体の4R36をテストしてみました。
6姿勢の平均、室温での簡易的なチェックなので
参考値とお考えください。

  • 4R36その1: -5秒/日
  • 4R36その2: +17秒/日
  • 4R36その3: +24秒/日


今回の試験ではいずれも
カタログ値「+35〜-25秒」の範囲内。


もし、新品を購入して精度が心配であれば
平置きでいいので24時間の動作確認をオススメします。
筆者はこの方法で
購入直後にセイコー5をチェックしてますが
おかしな個体を発見して交換してもらった経験が数回あります


セイコー5スポーツの品質

2〜3万円台ながら
十分に満足感が得られるクオリティーです。
各パーツの作りに注目していきましょう。

ケース

SKX-SRPD-ケース比較
上:SKX009(ネイビーボーイ)  下:SRPD(ボーイの良さを引き継いだ堅牢なケース)


堅牢性、重量感、仕上げなどバランスが良く、
所有欲を満たす作りになってます。
今は廃盤になってしまった
SKX007系(ボーイシリーズ)の良さを引き継いでいると言えるでしょう。

ベゼル

seiko5-sbsa028デザイン


ベゼルの質感は良いですが、
ベゼルインサートはプラスチッキーな感じがして
個人的にイマイチに感じるところ(実際は金属製ですが)

気になる場合は
カスタムでカバーすることもできます。

文字盤

seiko5-sports4機種


モデルによって文字盤の表現が異なりますが
だいたいこの2つ。

サンレイ仕上げ:光の反射が放射状
マット仕上げ:反射を抑制

時計のスタイルによって使い分けていて
品質も満足できるレベルです。

インデックス

srpdの文字盤裏表
左:従来のセイコー5  右:SRPDシリーズ


従来のセイコー5では
文字盤の穴にインデックスの足を差し込んで
接着剤で固定してましたが
SRPDの場合は
文字盤自体を窪ませてインデックスを形成しています。
コスト面で合理的な製法にシフトしているのでしょうか。


セイコー5クラスだと
完成度にあまり差が感じられないので
個人的にはどちらでもアリです。


SRPD海外製と日本製

sbsa063-srpe71
SBSA63:6時左下にMADE IN JAPAN表記(見辛いですが)


文字盤の表記の違い

同じモデルでも作っている国に違いがあります。
文字盤の6時位置の表記に注目してみてください。

  • 日本組立品(「MADE IN JAPAN」表記あり)
  • 海外組立品(製造国の表記なし)


日本製はやや高めですが
本質的な作りや性能は同じなので
特にこだわりがなければ、海外製の方がお得です。


ちなみに筆者はこれまで100本以上の
様々なセイコー5を購入してきましたが
日本製のモデルで初期不良を2回経験しており日本製だから良いとう印象はないです。

日本製の選び方(SRPDとSBSAの違い)


実物を見て買える場合は
文字盤の「MADE IN JAPAN」をチェックするのが確実です。


ネットで買う時はショップに訊くのが確実ですが
筆者の経験上、品番と価格でほとんど見分けられます。
ざっくりこんなイメージです。

海外製:品番SRPD◯◯ & 価格安め
日本製:品番SBSA◯◯ & 価格高め(+数千円〜1万円)


一覧表も載せているので活用してもらえればと。
例えば、
SBSA001とSRPD51は同等モデルということになります。

国内品番海外品番
SBSA001SRPD51
SBSA003SRPD53
SBSA005SRPD55
SBSA007SRPD57
SBSA009SRPD59
SBSA011SRPD61
SBSA013SRPD63
SBSA025SRPD79
SBSA028SRPD76



セイコー5スポーツのレビュー&評価

srpd63-sbsa013



SRPDシリーズを実際に使用した人のレビューを見ると
この4つについての内容が多いです。

  • コスパ良好
  • 精度の個体差
  • 重量感の良し悪し
  • デザイン


コスパ良好

・3万円代でこのクオリティは驚き
・価格のわりに高級感があって好き
・安いので遠慮なしに自分でいじれる

この価格帯で
これほどのバリエーションを揃えた
本格メカニカルは他に無いかと思います


精度の個体差

・スペックの範囲内だが日によって遅れたり進んだりする
・同じムーブメントでも、+2秒/日の個体もあれば+40秒/日の個体もある

確かに個体差はありますが、
実用範囲であれば問題ないと思います。
よほどズレる場合は保証期間内で見てもらうのがベターでしょう。


重量感の良し悪し

・重量感があり高級に感じる
・重い時計が気になる人は電池式やチタン製の時計が良い

機械式腕時計なのでずっしりした重みがあり、好みは分かれるかもしれません。
ブレスバンドのモデルで約170g。
機械式腕時計であれば標準的な範囲です。


デザイン

・タフなデザインで沢山傷がついてもかっこよさが増す
・ケース幅42mmだが、悪目立ちしないデザインにまとまっている
・厚みがあるので袖には少し引っかかる

日本人の腕にも良く似合うサイズ感とデザインなので
仕事でもプラベートでも使いやすいと思います。


SKX-SRPD-サイズ比較
右がSRPD55のサイズ(左:ボーイシリーズと同サイズ)



セイコー5スポーツのカスタム

srpd79-mod
SRPD79のカスタム(文字盤、針、風防、ベゼルインサートをカスタム)


一部の愛好家の中ではSRPDのカスタムも人気です。
廃盤になったSKX007系(ボーイシリーズ)とパーツの互換性があるので
色んな楽しみ方ができます。


他のカスタム例はこちらの記事もどうぞ
>>セイコー5がヨットマスターに?高級感あふれるオンリーワンカスタム
>>セイコー5をGMTにカスタム!目指せオンリーワンMOD!

SRPDのレビュー&カスタムまとめ

予算2~3万円台で
ダイバーズ風の本格メカニカルウォッチという選択肢は貴重です。


種類が豊富で、カスタムパーツもたくさんあるので
好みのパーツを使ってオリジナリティーを追求しても面白いでしょう。
>>セイコー5 カスタムパーツのおすすめショップを徹底レビュー!


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