GMTといえば定番パイロットウォッチですが、
某モデルは100万円以上と超高額です。
セイコー5のGMTカスタムは
5万円以下で手頃にGMTの雰囲気を楽しめる上に
このような魅力があります。
- 完成度の高い実用時計である
- 自分好みのデザインにできる
この記事では多くの写真と共に
様々なGMTカスタムを紹介していきます。
目次
セイコー5のGMTカスタムとは?
まずはセイコー5を使った
GMTカスタムについて簡単に説明します。
ベースウォッチについて
GMTカスタムに使うベースの時計はこの3種類です。
- セイコー SKX007(SKX009)
- セイコー5スポーツ SRPD系
- セイコー5スポーツ SNZF17(SNZF15)
これらはセイコーの機械式時計の中でも人気があるダイバーズで
1~3万円で買えるコスパ抜群な実用時計です。
>>セイコー5はコスパ最強!ハマると沼 マニアが教える7つの魅力
文字盤のデザインやケースの形状的に
本家のモデルに似ているところもあり、
GMTカスタムの完成度を上げやすくなっています。
ちなみに、
これらのセイコーの機械式時計はシンプルな3針時計で
GMT機能は付いておりません。
あくまで、GMT風のデザインにカスタムしていくことになります。
GMTパーツについて
GMTカスタムで使用するパーツは主にこの2種類です。
- GMTベゼルインサート
- メルセデス針
GMTといえば24時までの表記が入ったベゼルインサートは欠かせません。
カラーバリエーションが豊富でいろんな色から選べます。
着せ替え人形のようにアレコレ付け替えて
楽しめるのがGMTカスタムの醍醐味と言えるでしょう
ちなみに、
人気なのは定番のペプシ色やコーク色、青黒色(バットマン)です。
針についてはメルセデス(ベンツ)針を使用することで、
本家の雰囲気に一気に近づきます。
セイコー5のGMTカスタム
SKX007、SRPD55、SNZF17のカスタム例をまとめたので
順番に見ていきましょう!
SKX007のGMTカスタム1:ペプシカラー
さて、最初はザ・王道デザインのGMTです。
セイコーのSKX007をベースウォッチとし、
ベゼルインサートは赤×青のペプシカラーを採用しました。
材質はアルミ製なので、塗装の上からでも金属特有の光沢感があります。
針は定番のベンツ針で、
秒針は本家の24時間針のような矢印型の針を使って完成度を高めています。
GMTカスタムとはあまり関係ないですが、
風防はサファイアガラスのダブルドーム風防(Blue Ar)を使用して
高級感と防傷性をアップさせてます。
ちなみに、
失敗しないサファイア風防の選び方はこちらでまとめています。
>>【セイコー5 カスタム】ガラス種類とサファイア風防の選び方を徹底解説!
SKX007のGMTカスタム2:バットマンカラー
次も超定番です。
黒×青のバットマンカラーのアルミ製ベゼルインサートを使用し、
針はシンプルにシルバーのベンツ針をカスタムしました。
SKX007の純正文字盤との相性が良いことや
サファイアガラス風防により、
質感とデザイン性ともにハイレベルに両立したカスタムウォッチとなりました。
SKX007の純正ジュビリーブレスとのマッチングも最高で、
これ以上手を加える所がない完成形と言えるでしょう。
SKX007のGMTカスタム3:ホワイト
3つ目は白色のセラミック製ベゼルインサートを装着した珍しいカスタムです。セラミック製特有の艶やかな光沢感が魅力的で、
白地に黒文字により視認性抜群です。
シルバーのベンツ針に赤い秒針の組み合わせが、アクセントになっています。
このカスタムもサファイアガラス風防を使用していますが、
前述の2つのカスタムと違い
風防のエッジが面取りされたように傾斜があるのが特徴です。
反射や光の屈折がキレイで人気の高い風防です。
SRPD55のGMTカスタム:コークカラー
SKX007系(ボーイシリーズ)のフォルムを踏襲した
SRPD系セイコー5スポーツをベースウォッチにGMT風にカスタムしました。
ダブルドーム型のサファイアガラスやベンツ針
コーク色のGMTベゼルインサートを取り付けています。
SKX007のカスタムパーツと互換性があるので
いろんなmodを楽しめます。
SNZF17のGMTカスタム1:ペプシカラー
これまで紹介したカスタムは全てSKX007でリューズの位置が4時でしたが、SNZF17は3時の位置にあり、リューズガードも付いています。
外観の雰囲気を本家に近づけたい場合はSNZF17の方がオススメです。
ペプシカラーのベゼルインサートに
シルバーのベンツ針を取り付けて定番のGMTに仕上げました。
文字盤のデザインやリューズの位置はSKX007と異なり、
シンプルにまとまっています。
SNZF17のGMTカスタム2:バットマンカラー
黒×青のバットマンカラーのアルミ製ベゼルインサートを装着しています。
ペプシカラーよりも落ち着いた雰囲気で、
様々な場面で使いやすいデザインに仕上がっています。
また、SNZF17の純正ブレスは人気の3連タイプなので
あらゆる人にオススメです。
SNZF17のGMTカスタム3:コークカラー
最後に黒×赤のコークカラーのGMTカスタムを紹介します。
文字盤周りのチャプターリングをシルバータイプに交換し、
ベンツ針と矢印型の秒針を使って完成度をアップさせました。
さらにベゼルインサートはセラミック製のもので
鮮やかなコークカラーが魅力的です。
今では入手困難となっています。
セイコー5のGMTカスタムまとめ
GMTカスタムの基本パーツはベゼルインサートと針です。
自分好みのカラーを選んで、自由にカスタムできるのが大きな魅力です。
今回紹介したベゼルインサートやベンツ針のカラーは
定番のものばかりですが、
他にも多数のカラーバリエーションがあるので、
気になる人は当ブログのお問い合わせフォームよりどうぞ。