ヨットマスターパーツ


ヨットマスターと言えば某有名ブランドの人気モデルの1つで
存在感とステータス性を満たすデザインが印象的です。


しかし、本家は非常に高額で
なかなか入手に踏み切れない人も多いのではないのでしょうか。


そこで今回は
お手軽にヨットマスターな雰囲気を楽しめるように
セイコー5を使っていろんなカスタムをしてみました。


セイコー5のヨットマスターカスタムとは

ヨットマスターカスタムはセイコーの機械式時計を使って
専用のパーツを取り付けるカスタムになります。
まず最初に使用するベースウォッチとパーツについて説明していきます。

ベースウォッチについて

筆者がヨットマスターカスタムで使う主なベースの時計はこちらの2種類です。

  • セイコー SKXシリーズ(ボーイシリーズ)→選択肢は2つ
  • セイコー5 SRPDシリーズ(SBSAシリーズ)→選択肢はたくさん


この2種類の時計は形状がよく似たモデルで、
カスタムパーツも同じものを流用することができます。
カスタムを楽しみたい人や日常生活での使用のみを考えている人は
好みで選んでも問題ないと言えるでしょう。


ベース時計を選ぶポイントとしては
SRPDシリーズは種類が非常に豊富なので
好きなカラーを選ぶことができます。


この2つの時計の関係性について
SRPDはSKXの後継機種という話もありますが
筆者的にはちょっと違う気がしています。
その辺の細かい話や両者の違いについては他の記事で今後紹介していきます。

カスタムパーツについて

ヨットマスター風カスタムで使用するパーツは主にこちら2種類です。

  • エンボスタイプのベゼルインサート
  • メルセデス針


ヨットマスターといえばメタリックな
エンボス調のベゼルインサートが欠かせません。
シルバー、ゴールド、ピンクゴールド、ブラックなど
様々な種類があるので
好きな色を選んでカスタムしていきましょう。


針はメルセデス(ベンツ)針を使用することで
本家の雰囲気に一気に近づきます。

ヨットマスター風カスタム1:ダークロジウム その1

ヨットマスターカスタム4


このカスタムではベース時計にSKX007(別名ブラックボーイ)を使用しています。
文字盤はグレーの社外品文字盤
ベゼルインサートにはシルバーのエンボスタイプ
針にはシルバーのベンツ針と青の秒針を使用して
本家のロレジウムモデルの色合いを再現しました。


メタリックで立体的なベゼルインサートは高級感があり
雰囲気を一気に高めてくれます。
風防はサファイアガラスBlue Arのダブルドーム型を使用し
全体的な完成度を高めています。

ヨットマスター風カスタム2:ダークロジウム その2

ヨットマスターカスタム7


ベース時計にグリーン系のSRPD63を使ってますが完全に面影なしです。
本家に似たグレーの文字盤を他のセイコー5から転用したり、
チャプターリングやベゼルインサート、針、サファイアガラスClear Arのダブルドーム型を取り付けました。


1つ前で紹介したダークロジウムは文字盤のインデックスがバー型ですが、
こちらは丸型なのでグッとヨットマスターの雰囲気に近いづいています

ヨットマスター風カスタム3:ブルー

ヨットマスターカスタム3


ベース時計はSRPD57(SBSA007)を使用しています。
ベゼルインサートと針は先ほどのカスタム1と同じですが
文字盤を青色にして表面に「~」型の模様が刻まれたタイプを採用しました。
特殊な文字盤ですが、時計全体の雰囲気と絶妙に調和していて
オリジナル感が強く出ているヨット風カスタムになりました。
ちなみに秒針を赤くすると本家の青文字盤モデルに近づくことでしょう。


細かい話ですが、SRPD57の純正チャプターリングは
黒地に金色の目盛りなので
今回は手持ちの黒地に白色の目盛りのものに変えました。
風防はカスタムせずに純正のフラットなミネラルガラスを使用しています。


ヨットマスター風カスタム4:エバーローズゴールド

ヨットマスターカスタム1


ベース時計はSRPD76(SBSA028)を使用しています。
本家のエバーローズゴールドはケース全体が
ピンクゴールドっぽい色になっているので
今回使用したベースウォッチも似たカラーのものをチョイスしました。


さらに、
針とチャプターリングもピンクゴールドの社外品パーツを取り付けて
完成度を上げています。
ちなみに風防はサファイアガラスBlue Arのダブルドーム型を使用して
全体的にラグジュアリーな雰囲気に仕上げました。

ヨットマスター風カスタム5:オリジナル

ヨットマスター2


ベース時計はSRPD63(SBSA013)を使用しています。
このカスタムは本家にラインナップされているものには無く、
オリジナルにカスタムにしました。


SRPD63純正のグリーン文字盤に対して
ピンクゴールドのベゼルインサートと針の色合いがマッチしていて
このカスタム特有の時計に仕上がりました。
風防にはサファイアガラスClear Arのダブルドーム型を使用し
クリアな視認性を確保しました。

ヨットマスター風カスタム6:ロレジウム

ヨットマスターカスタム6


ベース時計にSBSA063を使用して
ロレジウムのシルバーモデルをイメージに作成しました。
シンプルなデザインですがスポーティーさと
ラグジュアリーさの両方を備えた1本です。


赤い針が絶妙なアクセントになっていますが
他の色が好みなら、青、緑、黄、ゴールド、黒などから
好きなカラーを選んでカスタムを楽しむことができます。


ヨットマスター風カスタム:まとめ

ヨットマスター風のカスタム例として4つを紹介していきました。
ベースウォッチはSKXシリーズかSRPDシリーズがオススメ。
パーツはエンボスタイプのベゼルインサートとベンツ針が必須です。

あまり型にとらわれ過ぎず、好きな色のパーツを使って
オリジナルウォッチに仕上げてみてはいかがでしょうか。