![szsb013とグランドセイコー](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
シンプルで高級感がある
コスパ抜群な時計ってない?
プアマンズグランドセイコーと呼ばれている
時計はいかがでしょうか。
コスパ良く上質な時計をお探しの方にオススメです。
さらに今回は
究極のプアマンズグランドセイコーについても考察しています。
今後の時計選びにお役立ていただければと思います。
目次
プアマンズグランドセイコーって何?
![グランドセイコーとセイコー5](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
プアマンズグランドセイコーってどんな時計?
明確な定義はありませんが、
グランドセイコーのようなデザインながら
安く買えるセイコーウォッチを指します。
具体的にはこの条件を満たすものが多いです。
- 数万円台で買える事
- 機械式腕時計である事(が多い)
- シンプルな王道3針モデル
愛好家の中ではプアマンズグランドセイコーや
ベイビーグランドセイコーなどと呼ばれ
世界中で愛されています。
筆者もその愛好家の端くれであり、
様々なグランドセイコーをレビューしてきた知見も交えて
代表モデルを3つ紹介していきます。
初代プアマンズGS:SARB035/033
![SARB033とSARBS035](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
SARB035は初代プアマンズGSと言われている名機です。
2008年発売で定価45,000円ながら、
・サファイアガラス風防を使用
・6R15ムーブメントを搭載
![sarb035革ベルト](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
2017年に筆者が購入した時は実勢価格が3万円程度と
鬼のようなコスパで大人気だった機種です。
廃盤後は7万~10万円と高値で推移。
似たスペックの「セイコー プレザージュ」と同じような価格で、
適正価格に落ち着いたとも言えるでしょう。
![sarb035カスタム](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ちなみに、
セイコーの機械式ムーブメントはざっくりこんな序列です。
7S系→4R系→6R→8L系→9S系
SARB033には中堅6R15が載っていて
今は定価10万円台のプレザージュでよく見かけます。
詳しい解説はこちら。
>>セイコームーブメント比較!7S26・7S36・4R36・6R15の違いは?
もはやGS:SARX035/033
![SARX033-SARX035](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
2016年発売のセイコープレザージュSARX035には
ケースにザラツ研磨が施されていて
グランドセイコーと共通の技術が用いられています。
![SARX035-ケース](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
これによって
恐ろしく平滑で歪みが少ない鏡面仕上げが可能となります。
40mm径で存在感もあり、
筆者の経験では、
周囲から本家グランドセイコーと見間違われることも度々。
![SARX035-装着](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
サファイアガラス風防、6R15ムーブ搭載、上質な純正ブレス等
魅力的なポイントがてんこ盛りなのに
かつては7万円で買うことができました。
![SARX035-ステンレスブレス](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
廃盤後は10万~15万円と高騰中(2021年時点)。
ポテンシャル的には10万円台が妥当なんでしょうが、
あまり高くなるとGSクオーツが射程圏内に入ってきますね。
チタンモデルの名作:SARX057
![sarx057](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
SARX035が10万円を超えてくると、SARX057が魅力的に感じます。
軽くて耐食性に優れたチタンモデル。
しかも、加工が難しいチタンをザラツ研磨してるあたり、
GSに通じるものがあります。
とりあえず
6R15ムーブメント搭載、サファイアガラス風防など
一定レベルを満たした「良いもの感」が漂う一本。
定価14万円台ですが、
タイミングが良ければアマゾンで5〜7万円台で販売している時期もあり、
かなりのコスパと言えます(直近だと2021年10月、2022年1月の一時期)。
1万円台の選択肢:セイコー5 SNKL41
![](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
1万円台のプアマンズグランドセイコーならSNKL41でしょうか。
ケースやラグ辺りの面の表現はかなりGS寄りです。
ブレスもシンプルな3連ではなく、中央コマのサイドにある
鏡面のアクセントも共通点の一つでしょう。
文字盤はバーインデックスにドルフィン針の組み合わせとなんとなくGS風。
パッっと見、地味めなセイコー5ながら
なかなか面白い時計です。
今ならこれ:SZSB011/012/013
![szsb011-012-013](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
いま、手頃に買えるプアマンズグランドセイコーはSZSB系になります。
ミネラルガラス風防に4R35ムーブメントと価格相応のスペックで
コスパ抜群とまでは言えませんが、
歴代のプアマンズGSと同様に
上品な雰囲気が感じられます。
![szsb013とグランドセイコー](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
本家GSと並べて見てもパッと見そっくり。
3万円台で選べる時計が少なくなった現在、
SZSB系は強力な選択肢になるでしょう(2022年11月時点)。
究極のプアマンズGSとは?
![セイコースタイル インデックス](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
本家GSには
伝統的なデザイン理念「セイコースタイル」の表現や
究極の精度を求めたムーブメントが搭載されており、
多くの職人ワザが結集しています。
よって、
数万円の時計にGSの要素を入れるのは
高いハードルと言えます。
ただ筆者的には
GSの要素を程よく取り入れながらも
数万円台に抑えた時計こそ究極のプアマンズGSだと考えます。
![sarx035とsbgt237](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
この条件を満たすのは
7万円台で売っていた頃のSARX035や
ザラツ研磨が施されていると噂のSARX045くらいでしょうか。
他には、
6R15搭載かつサファイアガラス風防のモデルが
5万円前後ならコスパ良しと言えるでしょう。
2024年1月時点なら、
SARX039が価格下がってきて面白くなってきました。
一時期は9万くらいでしたからね。
![sarx039プレザージュ](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
反則ワザ?カスタムでGS風に
![snke01カスタム](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
現在、カスタムの力で
本家の再現性を高めたプアマンズGSを
生み出せないか計画中です。
興味本位な取り組みなので
ぼちぼちアップしていきます。
![srpd59-modカスタム](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
究極のプアマンズGSとは?まとめ
![GMT比較セイコー5とGS](https://seiko5.tokyo/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
当ブログが考える究極のプアマンズGSとは
GSの要素を取り入れた数万円台の時計と考えています。
滅多にありませんが、
そのような時計は良質で満足度が高く
長く使っていける相棒になるでしょう。