SBGN003ビジネス
グランドセイコーのクオーツモデル:SBGN003


 グランドセイコーのクオーツに興味があるけど
 高い買い物だから一生使いたい。
 寿命ってあるの?
 維持費ってどれくらい?


そのような疑問に対して
マニアブログの考えを具体的にまとめていきます。



グランドセイコー クオーツの寿命は?

ケース ザラツ研磨
グランドセイコーのクオーツモデル:SBGT237


結論、「寿命はあるけど長く使える」



ただし、
「電池交換」と「オーバーホール」は
定期的にしましょう

GSクオーツが長く使える理由

  • GSのメンテ体制期間が長いから
  • ムーブメントの現役期間が長いから
  • ムーブメントの耐久性が高いから


この3つの理由から
グランドセイコーのクオーツは
かなり長く使えると考えています


理由1:GSのメンテナンス体制が長い

  • 修理用パーツの保有期間が10年
  • さらに長期間の修理体制を構築中


GSのホームページには
「補修用性能部品の保有期間は10年が基準」とあります。
これは、
ムーブメントが廃盤になっても10年くらいは修理対応OKという意味。


でも一生使いたい人にとって
廃盤から10年間では物足りないですよね。


そこで、GSでは長期間の修理体制を整えています。
具体的には10年経ってもパーツを処分せずに修理を受け付けるというもの。
ただし、在庫がなくなったら修理は不可能になります。

結局、ムーブメントがいつ廃盤になるかで
寿命は左右されると言えます。



理由2:ムーブメントの現役期間が長い

じゃあ、ムーブメントの廃盤はいつなの?


わかりません^^;
ただ、現役クオーツの販売年からザックリ予想してみました


ムーブメント発売日主な機能主なモデル
9F611997年〜小型 3針SBGX系
9F621997年〜小型 3針日付表示SBGX系
9F821996年〜3針日付表示SBGV系
9F831993年〜3針日付曜日表示SBGT系
9F852020年〜3針日付表示
時針単独の時差修正機能
SBGP系
9F862018年〜GMT・日付表示
時針単独の時差修正機能
SBGN系
注:筆者調べ(GS 9F系ムーブメント)


袖口のSBGT237
9F83ムーブメント:約30年のロングセラー



例えば9F83は
約30年のロングセラー。


最近リリースされた9F85が
同じように長く販売されたら
2050年代でも現役の可能性があります。


廃盤になっても約10年の補修対応期間があるので
2020年頃に買ったら40年くらいは使い続けられるかもしれません。


一生ほどではないですが
9F85や9F86ならこの先もかなり長く使えそうです



9F85搭載モデルのレビューを見る!
>>グランドセイコー SBGP015を徹底レビュー!マニアブログの評価は?


9F86搭載モデルのレビューを見る!
>>グランドセイコーGMT SBGN013をマニアブログが評価&レビュー!
>>グランドセイコーSBGN003を徹底レビュー!注目のGMTの評価は?

理由3:ムーブメントの耐久性が高い

GSのクオーツムーブメントは
耐衝撃性と耐久性もバツグンです。


堅牢な構造により
普通のクオーツ式ムーブメントの4倍の強度!


さらに
駆動部の潤滑油を長い間保てたり、高い耐磁性など
耐久性にこだわった作り込みもGSの大きな魅力。
長く付き合っていける相棒になりそうです。


グランドセイコー クオーツの維持費

ジルコニアセラミックス
グランドセイコーのクオーツモデル:SBGP015


クオーツ時計の維持費って何があるの?

主に「電池交換代」と「オーバーホール代」です。
依頼先はGSか修理店のどちらかになるでしょう。


グランドセイコーへの依頼費用

  • 電池交換のみ 6,600円(税込)
  • オーバーホール(電池交換+外装研磨込)41,800円(税込)


GSのトリセツによると、
電池の寿命は3年で、オーバーホールの推奨時期も3~4年。
忠実に守るパターンと
少しゆるいパターンで費用を出してみました。

グランドセイコーで3年毎にOHする場合

トリセツ通り、
3年毎にオーバーホールすると維持費は
約13,900円/年(41,800円÷3年)
もし40年使うなら、約56万円。


ただ、私の知る限り、
クオーツ時計をきっちり3年で
オーバーホールしている人はかなり少数派に感じます。

グランドセイコーで6年毎にOHする場合

次は3年毎に「電池交換のみ」と「オーバーホール」を繰り返す場合。
(6,600円+41,800円)÷6年=約8,000円/年 
もし40年使うなら、約32万円。


クオーツ式は
機械式よりも磨耗が少ないので
筆者なら6年毎にオーバーホールすると思います。


GSに電池交換だけ頼んでも
精度、防水、各動作など24の点検項目を
チェックしてもらえるので、
相談しながらメンテの時期を決めるのもオススメ。


時計修理店への依頼費用

sbgn013-レビュー


  • 電池交換 2,000~5,000円が目安
  • オーバーホール(電池交換+分解清掃込) 25,000円〜


GSに頼むよりも安いなら
修理店に依頼した方が良さそう


修理店は安めですが
技術力に差があるかもしれません。
電池交換は修理店、オーバーホールはGSなど使い分けても良いと思います。


GSは高く感じますが
部品代やライトポリッシュ(ザラツ研磨有り)も
基本料金に含まれていて手厚いサービスが受けられます。


GS公式YouTubeでも
サービス内容が紹介されています。



クオーツなのにオーバーホールが必要な理由

オーバーホール


そもそも
クオーツ式でオーバーホールは必要なの?


針を動かしたり、
リューズ操作で歯車を使っているので必要です



クオーツ式も針を動かすのに
歯車をつかっているので
オイル切れや劣化が進みます。


そのまま放置すると
部品の摩耗が進んで寿命が縮むでしょう。
長く使うならオーバーホールは必須です。


一生使いなら機械式腕時計

グランドセイコームーブメント
9S65:グランドセイコーのスタンダードなメカニカル


先ほども書いたように、
最新のクオーツ式なら長く使えると予想できますが、
GSに電子回路のパーツがなくなれば修理は難しいでしょう。
スプリングドライブも同じ問題を抱えています。


一生使いなら
やはり機械式が有利です。
メーカーに補修パーツが無くなっても
専門の修理店で作成&修理しながら
ずっと付き合っていく楽しみ方ができます。

GSクオーツの寿命と維持費まとめ

GSクオーツに寿命はありますが長く使えます。
最新ムーブメントを搭載したモデルなら
2060年くらいはまでは使えると予想しました。


3年毎に「電池交換のみ」と「オーバーホール」を繰り返す場合
 1年あたり:約8,000円
 40年なら:約32万円


クオーツでも長く付き合えますが
維持費についても一度考えてみることをオススメします。