スペクターカスタム3


映画007「スペクター」のボンドウォッチをオマージュした
セイコー5のカスタムウォッチがある事を知っていますか?


この記事では
多くの人にスペクターカスタムの魅力を知ってもらいたいと思い、
筆者のカスタムウォッチを写真と共に紹介しています。


記事の後半では
入手方法や購入費用についても書いているので
スペクターカスタムが気になる人には必見の内容です。


では、さっそく見ていきましょう!


スペクターカスタムってどんな時計?

seiko5-スペクターカスタム


まず、スペクターカスタムの概要を
ベースウォッチとパーツに分けてカンタンに説明します。

ベースウォッチ

スペクターカスタムのベースウォッチでよく使われているのが
この2種類になります。

  • SNZHシリーズ(SNZH53,SNZH55,SNZH57)
  • SRPDシリーズ(新生セイコー5)
  • SKXシリーズ(SKX007, SKX009)


これらはセイコーの機械式腕時計でありながら、
1〜3万円ぐらいで入手できるコスパ抜群の時計です。
詳しくはこちら!
>>セイコー5はコスパ最強!ハマると沼 マニアが教える7つの魅力



各シリーズに型番がいくつかありますが
カラーが違うだけなので安く買えるタイプでOKです。


ちなみに今回の記事では
本家の形に近いのはSNZHシリーズを使った
スペクターを中心に紹介していきます。

スペクター専用パーツ

スペクターの専用パーツは主にこの3つです。

  • 文字盤(3種類)
  • 針(1種類)
  • ベゼルインサート(1種類)


これらをセイコー5に取り付けることで
スペクターを再現することができます。


文字盤だけ3種類ありますが、
ロゴマークの有無の組み合わせになっているので
好きなものを選びましょう。

スペクター文字盤3種類


文字盤上の不思議なロゴは
「007 スペクター」の映画中に出てくる
敵組織のシンボルをモチーフにしています


スペクターカスタム1:王道の完成系

スペクターカスタム5


専用の文字盤、針、ベゼルインサートの3パーツを欠かさずに使用した上に、
本家同様にコインエッジタイプのベゼルを装着しました。
追加でサファイア風防ブルーArまで取り付けているので
完成度はMAXです。

スペクターカスタム2:王道+ロゴ付きアレンジ

seiko5-snzh-spectre6


この時計は
純正の文字盤からSEIKOロゴを一旦外して
スペクター文字盤に戻すという、一手間を加えたカスタム品です。
このワンポイントでグッと引き締まった印象になります。
風防とベゼルはSNZH53の純正品を使いました。

スペクターカスタム3:簡易版

スペクターカスタム4


この時計は文字盤と針のみのカスタムです。
文字盤はスペクター専用品ではなく、
より安価で入手したシーマスターっぽいものを使用しています。
簡易的なカスタムにもかかわらず、
特有のビンテージ感が魅力の時計に仕上がりました。

スペクターカスタム4:ホワイト

スペクター1


これまで紹介したスペクター文字盤のインデックスやと針は
レトロな黄色っぽい色でした。
この時計はホワイトバージョンで、シンプルで洗練されたイメージがあります。クセが少なく万人受けするデザインにまとまりました。

スペクターカスタム5:模様付き文字盤

スペクターカスタム2


表面の模様が特徴的な文字盤を使ったカスタムウォッチです。
無数のひし形模様が加工されていて、
見る角度によっていろんな表情を楽しめます。
このような文字盤表面に模様を施したタイプは少なく、
他にはない圧倒的なインパクトがあります。

スペクターカスタム6:SNKE01

スペクターカスタム7


スペクターカスタムといえば、
SNZHシリーズかSKXシリーズを
ベースウォッチに使うのが普通ですが、
この時計はSNKE01というセイコー5を使ってカスタムしました。


シングルドーム風防に交換しており、
純正のシルバーベゼルとスペクターデザインが合わさって、
ビンテージ感が溢れるシブい時計に仕上がりました。

スペクターカスタム7:SRPD55

SRPD55スペクターカスタム


パッと見はSNZH55のスペクターと似ています。
新生セイコー5のSRPD系の特徴は
リューズが4時の位置だったりチャプターリング付きであること。
他にも使っているムーブメントがちょっと良かったりします。

ベースウォッチの費用は
SNZH55よりもSRPD系の方が高いですが
ベゼルやチャプターリングなどのパーツ種類は
SNZH55よりもたくさんあるのでアレンジが色々できます。


スペクターカスタムの入手方法と金額は?

SNZH55スペクターカスタム


スペクターのカスタムウォッチを入手するには主に3つの方法があります。
新品のSNZHシリーズに
文字盤と針、ベゼルインサートをカスタムした場合の
大まかな金額も調査しました。

  • 時計専門店に依頼(5万円前後)
  • フリマサイト&オークションで購入(4万円前後)
  • パーツショップで購入(5万円前後)


最も安心して頼めるが時計の専門店ですが、
カスタムを受け付けているところは少ないのと、
やや高めの価格となる傾向があります。


フリマサイトやネットオークションでは
アマチュアのカスタム品なども出回っており
比較的安く入手することができます。


スペクターのパーツを販売している「yobokies」というショップで
購入することもできますが、海外のサイトなので
カスタムを依頼するときのやり取りは英語となります。
以前、このショップに見積もりをもらった時は
カスタム一式で約400ドル+国際送料(3千円くらい)とのこと。
日本円でおおよそ5万円になるでしょう。

スペクターカスタム まとめ

スタンダードなスペクターカスタムから
変わったものまで7個の時計を紹介しました。


好きなパーツを自由に組み合わせられるのが
カスタムウォッチの醍醐味です。
もし、気になるカスタムがあれば
当ブログのお問い合わせフォームからどうぞ。