・オーヴァーシーズに興味がある
・ヴァシュロンコンスタンタンの魅力は?
・最高の1本を一生使い続けたい
そんな人向けの記事です。
早速ですが、
初代オーバーシーズは一生モノの理想的な実用機
と考えています。
今回は、
ロレックスやグランドセイコー等では得難い
「オーヴァーシーズの魅力」をお伝えします。
目次
初代オーヴァーシーズが最高の理由
第一世代のオーヴァーシーズは
筆者が考える理想条件を
高いレベルで満たしています。
- 永久修理対応
- 薄めで小径
- 象徴的かつシンプルなデザイン
- 仕上げの美しさ
- 実用性の高さ
GSやロレックスも
長けた部分はありますが
「全て」となると雲上ブランドが強いです。
初代オーヴァーシーズは
リリースから約25年経ちますが、魅力が衰えません。
高い総合力に加えて、
特に素晴らしいのはこの3つ。
- 魅力1:どの年代でもハマる絶妙なサイズ感
- 魅力2:所有欲を満たし続けてくれるデザイン
- 魅力3:長年の使用でも高精度を維持
順番に見ていきましょう。
魅力1.どの年代でもハマる絶妙なサイズ感
歳を重ねてからも
心地よくつけられるサイズ感は重要です。
細腕の日本人には
「36~39mm径」で「薄め」が理想、
というのが筆者の考え。
デカ厚ブーム以降、選択肢が減った中で
初代オーヴァーシーズのサイズは絶妙です。
厚くなりがちな自動巻モデルながら
薄さと耐久性を両立させた作りは
ハイブランドならでは。
- GSの中3針モデル:厚み約13mm(Cal.9S6系)
- デイトジャスト:厚み約12mm(Cal.32系)
- 初代オーヴァーシーズ:厚み8.5mm
たった数ミリの差ですが、
雲上級と実用ブランドの違いを象徴するポイントの1つ。
薄い方が装着性も有利になります
魅力2.所有欲を満たし続けてくれるデザイン
一生使うなら
長く所有欲を満たしてくれるデザインも重要です。
オーヴァーシーズらしさといえば
マルタ十字をモチーフとしたベゼルが有名ですが
他にもまだまだあります。
初代モデルのベルトは
立体感に富んだ3連ブレスレットです。
細かい加工と入念な仕上げが施されていて、
浮き彫りのようにコマ1つ1つの浮かび上がってい見えます。
ブレスの裏側は入念な鏡面仕上げで
触れた時のしっとり感は極上。
また、弓かんが無いので
ブレスとケースの一体感も増し、
平面的なケースデザインも相まって
ラグスポならではの
「シンプルだけど力強い」雰囲気が溢れています。
デザインの見せ方、
ブレスレットの作り込みなど、
ロレックスやGSでは味わえない
雲上らしさが現れています。
魅力3.長年の使用でも高精度を維持
手元の個体はリリースから約25年経っていますが
高精度を維持しています。
平日に仕事で着用した際の
携帯精度は+6秒/日と良好。
タイムグラファーの測定では
姿勢差のバラツキが少なく好ましい結果でした。
- 6姿勢の平均日差:+5秒
- 最大姿勢差:3秒
これまでの長年使用にも耐え、
実用強度に優れていると言えそうです。
定期的なメンテをしながら
大切に使えば、一生以上に使える相棒となるでしょう。
ちなみに、搭載しているムーブメントはCal.1311。
ジラールペルゴのCal.3100をベースに
チューニングしたものになります。
初代オーヴァーシーズ37mm総合評価
「サイズ」「デザイン」「精度」に
雲上級の作り込みが見られ
一生以上に付き合える時計です。
リリースから約25年経っても
衰えない魅力をレンタルで味わうのもアリです。